流行成分、バクチオールの次は!?

流行成分、バクチオールの次は!?

こんばんは、MANARIの溝渕です。

もっぱら化粧水発売に向けて準備中ですが・・・

クレンジングや日焼け止めなど、今後の開発に向けて、よき原料がないかと

先週、みなとみらいで開催された「化粧品産業技術展」に行ってきました。

商品そのものよりも、商品の前の工程の「技術」や「原料」がテーマなので、プロ向けの2年に1度の展示会。

頭の中にそれぞれの情報がインプットされ、見どころが多すぎて、へとへとでしたが、行っておいてよかった展示会となりました。

写真は基本NGなので、問題ない範囲で一部、どんな様子だったかお送りしますね。


気になっていた防腐剤のCOSMOS認証

防腐剤は水の入るコスメには必ずいれられるものですが、

●肌に刺激が極力ないもの

●細菌・カビ・酵母というように幅広く対応するもの

が理想だと考えています。

ですので、MANARIの新商品の化粧水では、「防腐剤」でなく、「防腐補助剤」を組み合わせることでこれらを行いました。

このへんはまた、化粧水開発日記で。

さてそんな防腐機能のある植物由来原料、今回は

●エルダーベリー果実エキス

●乳酸桿菌発酵液にココナッツ果実エキスを入れたもの

などを発見。

また、COSMOS認証のついたものもすこーーーしずつ増えてきており、その点は嬉しいです。

(防腐剤において、この認証がついていると石油由来ではないことやトレーサビリティがわかるので、MANARIとしては重要です)

 

右も左も「エクソソーム」

化粧品成分には本質的に肌によいものかは一旦おいておいて、流行がやはりあります。

例えば韓国コスメがはやったときは

「CICA」「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」

少し前までは「バクチオール」などです。

今回は・・・・

右見ても、左見ても

「エクソソーム」

でした!

最近もちらほら見ますが、もっと世に出てくるのではと思います。

エクソソームとは、細胞外小胞体(細胞が分泌するものすごく小さな膜状の小胞)で、送り主の細胞の情報を運ぶ「メッセンジャー」のような存在。

(タンパク質、脂質、mRNA、miRNAなどの核酸などが含まれる)

肌の再生を促すということで、化粧品に配合されますが、こういう新規性があるものは、高価格で売られるものの・・・

●ただの幹細胞培養液でエクソソームが入っていなかったり

●入っても化粧品の場合は微量になるので謳い文句だけになりがち

な可能性はあります。

昔プラセンタが流行りましたが

「プラセンタ入り!」

と謳って、「細胞増殖因子などのいわゆるプラセンタらしい作用をするものは入らず、実際はアミノ酸やペプチドの入った抽出液」というのと似ている感じになりそうな気も。。。

とはいえ、今回、ドラゴンリーフの由来のエクソソーム発見。

「ビワの葉からもとれるのでは!?」

と思ったり、こんな視点は展示会ならではでした。

絶えずインプットは続けていきたいと思います^^

5時起床、7時に福岡発の飛行機にのり、ぶっとおしで見た展示会。

終わったの16時でホテルは近所だったのですが、ベッドバタン後、夜まで起き上がれなかったです(汗)

みなとみらいの夜景きれだな〜と思いつつも、

「日本は人口減少に入ってるのにこんなにタワマン立てて大丈夫なのかーーー」

と心配をしつつ、1人飲みに繰り出しました。

展示会はやっぱり楽しいです。

(いえ、飲みがでなく、もちろんインプットが!)

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