こんばんは!MANARIの溝渕です。
最近、小2の娘がいつもと違う肌のあれ方をしていたのですが、その原因が黄砂のせいだったことがわかりました。
今まで食べ物による湿疹を経験し、口に入れるものの重要性を痛感させられてきました。
でも今回、大気汚染と肌あれの関係が如実にみてとれ、驚くばかりでした。
黄砂の時期は終わりにさしかかっていますが、大人であれ子どもであれ
「春にやたら肌の調子が悪くなる」
という場合は、ぜひ気をつけていただきたいので、今回、肌あれ体験をシェアさせていただきたいと思います。
はじまりは4月。いつもと異なる場所にブツブツが出た
肌あれの原因はいろいろありますが、アトピーの肌あれは、その出方に一定の傾向があります。
それは
「肌がこすれあうところがあれる」
ということ。
例えば、首、ひじ裏、ひざ裏などです。
こすれあうところは他の部分と比べるとわずかに皮膚が薄くなるため、湿疹が出やすくなります。
(あまりに体内に炎症物質が多かったり、ステロイドで抑えたりするとこの限りではありません)
がしかし。
今回、太ももや膝下などの脚全体に湿疹が出ました。
きれいだった娘の脚が、日ごとに脚全体へ湿疹が広がってゆく。こういう傾向は今までなかったため、謎は深まるばかり。
年度末に名古屋から福岡へ拠点移動したため、外部環境で変わったことは多く、原因をつかみかねていました。
とはいえ、揚げ物で肌の炎症がひどくなることはわかっているので、給食で揚げ物の除去をはじめることを決意。
診断書を出してもらうため、ネットで探した、薬をつかわないことに理解を示すお医者さんの元を訪れました。
黄砂で肌あれ
はじめてのところでしたが、ご自身4児を育てたパパ、そのうちの2人がアトピーもちとのこと。
対処療法的に薬を処方するお医者さんとはちがって、肌に対する考え方が近く、心強いドクターでした。
無事に診断書を書いてもらい、最後にいろいろお話しました。
その方がひとこと。
「最近、黄砂による肌あれがが多い」
黄砂は、中国内陸部の砂漠や高原地域で風によって巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛んでくる現象のこと。
昔からある自然現象ですが、近年になり、アンモニウムイオン、硫酸イオン、硝酸イオンなども検出され、大気汚染物質を取り込んでいることを指摘されています。
「黄砂による肌あれ」
ピンとくるものがありました。
今までのような局所でなく、脚全体に湿疹がでていることを考えると、身体の中の炎症物質というよりは、外からの影響である可能性は高い。
また、黄砂は全国各地で発生していますが、福岡は名古屋よりも中国に近く、黄砂の影響が大きいはずです。
黄砂対策をやってみた・・・
黄砂の影響を避けるためにできることは限られています。
●洗濯物を外に干さずに部屋干し
●窓をむやみやたらに開けない
●帰ってきたらシャワーを浴びる
などです。
花粉症対策と一緒ですね。
試しに娘の分だけ洗濯物を部屋干しし、窓をあける量を減らしたら
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3日でキレイになった!!!(驚)
恐るべし、黄砂。
肌のキレイ=自然環境のキレイ
黄砂は自然現象なので、今にはじまったことでなく昔からありました。
でも、近年になり
●土地の砂漠化が進み黄砂量が増加
●大気汚染物質も増加
●それによって健康被害も増加
という<負の循環>をうんでいます。
結局、自然環境を考慮に入れず便利さを追求すると、環境負荷がかかり、人体にも影響をきたすということ。
「肌のキレイと自然環境のキレイはイコール」
ということを、またしても身に沁みる体験となりました。
風の気持ちのよい季節に、風を避けるのは寂しいことです。
なるべく、自然環境に負荷を与えないものをつくり
なるべく、自然環境に負荷を与えないものを買う、使う。
そういうことが、より求められているのだと思います。
もし、原因不明の肌あれがでているときは、黄砂もうたがってみてくださいね。
また、肌のかきむしりがひどく、肌に刺激を与えたくない場合は、EVクリーム3タイプの中で「ベース」での保湿がおすすめです。
最後まで体験記をお読みいただきありがとうございました。
ゆったりくつろげる週末となりますように。