おはようございます!MANARIの溝渕です。
梅雨の季節に突入しました。
「胃腸は乾燥を好み、湿気を嫌う」
と漢方で言われますが、梅雨は胃腸の調子が悪くなる方が増えがち。
本日は、梅雨の胃腸ケアについてお届けいたします!
まずは自律神経をととのえること。光をコントロールしよう。
日中の活動時に働く交感神経に対し、夜、休息(睡眠)時に働くのが副交感神経。
消化吸収は副交感神経優位の時に行われるため、胃腸の消化吸収をよくするには、睡眠時間を確保する必要があります。
さらに睡眠の質を高めることも大切。
睡眠の質が悪いと、眠っているのに身体の修復(肌も含む)がされず、胃腸の調子も鈍るという事態になります。
睡眠の質を高めるには、睡眠ホルモンである「メラトニン」がきちんと分泌されることがポイントで、そのために大切なことは次の2つ。
●照明は間接照明に
●パソコンや携帯のブルーライトを目に入れない
光が目に入った途端、メラトニンの分泌が低下し、眠りが浅くなるためです。
●寝る前1時間はブルーライトカット
●朝起きたらすぐに太陽の光を浴びる
というのは、心がけ次第でできること。
自律神経が乱れている、胃腸の調子が悪いという場合は、まず行ってみてくださいね。
※太陽の光を浴びた瞬間に、メラトニンの分泌がストップし、精神を安定させるホルモンのセロトニンでます。セロトニンは分泌後の約15時間後にメラトニンが出るようになっているため、起床後すぐに太陽の光を浴びることは良質な睡眠にとって重要です
インナーケアに豆類
胃腸のケアやむくみにいいのが、体内の水分調整をしてくれる、小豆や黒豆、ハトムギなどの豆類です。
ハトムギは白ごはんに混ぜるだけ、黒豆茶や小豆茶もTバックで売られており買いやすいので、食べ物や飲み物で胃腸のケアをしたい方にはおすすめです。
EVクリームウォームでお腹のマッサージ
胃腸の水はけをよくするには、オイルマッサージも有効です。
ウォームには、マジョラムという精油が入っています。
このマジョラムは、血行をよくし、身体を温め、消化促進をする働きのある精油。
また、副交感神経を優位にしてくれる香りでもあります。
ですので、就寝時にごろんと横たわり、時計回りにお腹をマッサージして、香りを嗅ぎながらそのまま眠りに落ちるという使い方がおすすめです。
<ひとことコメント>
「植物療法の講座がはじまりました!」
集まったのは、30代後半から50代後半のいわゆるプレ更年期、更年期世代。
人生100年時代を前に、自分と周りの健康を考えたいという10名です。
ハーブやアロマの使い方も講座内で行いますが、それと同じぐらいお伝えするのが心身のしくみの話。
ハーブやアロマを使う前に、そもそも私たちは自然治癒力というものを持っていて、その発揮の仕方は生活習慣しだいで変わってきます。
生活習慣をととのえることこそ健康への近道なのですが、これがなかなか難しく。
正直なところ、私自身は今まで睡眠時間を削って物事を終わらせ、成り立たせていました。
でも講座で心身の仕組みをお話ししているうちに、自分の身体の声が聞こえ出し、もう睡眠を削るのをやめることにしました。
地震、円安、物価高。
世界は揺れ動いていますが、でも、まず自分のことに集中して、心と身体、そして魂をととのえていければと思います。
梅雨は重だるくなりがちですが、皆様におかれましても、すこやかに送ることができますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!