こんにちは!MANARIの溝渕です。
先週とは打って変わり、涼しく晩夏な感じ。とはいえ、季節の変わり目で夏の疲れも出やすい頃ですが、体調はいかがでしょうか?
この時期は夏のダメージを修繕しつつ、秋の準備に入るとよい時期ですので、今回は「夏の紫外線ダメージ回復」によいスキンケアについてお届けします。
毛穴ケアだけではない、炭酸のすごい力
前回は「つまり毛穴対策」として、「手作り美容用炭酸水」をご紹介させていただきました。
でも、炭酸はただ毛穴の硬くなった角栓を柔らかくするだけではありません。
炭酸はほかの化粧品成分にない特徴があるんです。
それは!
「分子量が小さいため、血管内に入れる」
こと。
コスメ成分において血管内に入ることができるのは、基本的には精油と炭酸ガスのみです。
では、血管内に炭酸ガスが入るとどうなるか?
(1)二酸化炭素が急速に増えることで、「酸素が足りない!」と細胞が錯覚。細胞に酸素を行き届かせるため、血管が拡張し、血流アップ
(2)ヘモグロビンから酸素がどんどん切り離され、細胞に酸素が行き渡る
(3)結果、細胞が活性化し、肌の新陳代謝が高まる
こんなメカニズムです。
炭酸泉に入ったことがある方、しばらくすると、身体があたたかくなり、お風呂からあがると肌が真っ赤になりますよね?
あれは血流が増え、肌の細胞が活性化している証拠。
ですので炭酸泉に入ると、ぬるま湯でも体感温度はぽかぽか。毛穴汚れも落ち、ゆるふわ肌へと変わっていきます。
ちなみに、炭酸風呂の効果を出すには「炭酸ガスの濃度」が重要になります。
効果を出したいと思ったら、お湯1リットルにつき、1000ppm以上の濃度が必要。
とはいえ、お顔を炭酸風呂をずっとつけているわけにもいきません。
そこで、炭酸の効果を十分にお顔に発揮するのが「炭酸ジェルパック」です。
炭酸ジェルパックで、夏のダメージ肌をリセット
この時期のお肌は、夏の紫外線を受け、メラニンが蓄積している状態。
うまく排出できればシミになりませんが、ターンオーバーの遅れや炎症があると、メラニンが残り、シミになるリスクが急上昇してしまいます。
そんな時に、肌の新陳代謝アップによい「炭酸ジェルパック」
前回ご紹介した「手作り美容用炭酸水」を利用し、グリセリンとキサンタンガムでジェルパックにすることで
「手作り美容用炭酸水」よりも、肌にじっくり炭酸ガスを入れていくことができます。
使い分けとしては
【手作り美容用炭酸水】
つまり毛穴ケアとして、「拭き取り化粧水」として使用
【炭酸ジェルパック】
肌の新陳代謝アップ(シミの予防・肌内部からの保湿)を目的に、スペシャルケアとして使用
こんな使い方ができると効果的ですね。
炭酸ジェルパックの作り方
【用意するもの】※1回分
・手作り美容用炭酸水・・・100ml
・グリセリン・・・10ml
・キサンタンガム・・・小さじ2分の1
・チャック付きポリ袋(A7サイズ)・・・1枚
・シートマスク(なければラップ)・・・1個
※炭酸水の作り方は前回のメルマガをご参照ください(動画は追ってアップしていきたいと思います!)
※グリセリン、キサンタンガムは生活の木で販売しています
※ポリ袋は100均の文具コーナー、シートマスクも100均にあります
【作り方】
1.袋にグリセリンとキサンタンガムを入れ、袋の上から手で混ぜ合わせる
2.炭酸水を入る
3.空気を抜きながら混ぜ合わせる
4.袋を上下左右に振る(1分弱振ると、炭酸ガスが発生し、袋が膨らみ、中がジェル化する)
5.炭酸ガスがジェルに溶け込み、ジェル化させるため、冷蔵庫で3時間程度冷やす
【使い方】
1.冷蔵庫から袋を取り出し、幅広の容器にうつす
2.お顔にたっぷり塗っていく
3.余った美容用炭酸水をシートマスクに浸し、お顔にのせて、ジェルパックを密閉(ラップで密閉しても可)
4.15分ほどパックし、洗い流す
5.EVクリームで丁寧に保湿
慣れるとカンタンなので、チャレンジしてみてくださいね^^