こんばんは、MANARIの溝渕です。
日々肌に関するお悩みを、LINEやインスタのDMでいただきますが、その中で多いもののひとつが
「40代以降のゆらぎ肌とエイジングケア」
⚫️とにかく乾く
⚫️たるむ(からのほうれい線)
というお声が大変多いです。
背景にあるのは40歳ぐらいから忍び寄る
「美肌と密接に関わる女性ホルモン分泌の下降」
と思われます。
本日は
●女性ホルモンと美肌の関係
そしてEVクリームウォームでも使っている
●女性ホルモン分泌をととのえる精油
についてお伝えしたいと思います!
美のホルモン、女性ホルモン「エストロゲン」とは?
ご存知のとおり、女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類あり
前者が妊娠準備、後者が妊娠を継続させるためのホルモンです。
美のホルモンと言われるのが「エストロゲン」
単刀直入に申し上げると
●男性を惹きつけ
●精子を得て
●受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を増殖
させるホルモンです。
エストロゲンは月経期から排卵期まで徐々に増えていき、その間のお肌といえば
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸がつくられ、肌にハリツヤがある状態。
(ぴっかぴか〜)
ただ一方で、この女性ホルモン分泌に陰りが見え始めるのが40歳あたり。
今まで不摂生しても大丈夫だった肌が、女性ホルモンから守られにくくなり、乾きもするたるみもでてくるというわけですね。
自律神経をととのえることで、ホルモンバランスをととのえる
とはいえ、この女性ホルモン分泌は一気になくなるわけではありません。
<30代後半から40代前半のプレ更年期>は
卵巣の衰えよりも、司令塔となる視床下部・脳下垂体から卵巣への指令がうまくいかないゆえ
ホルモンバランスが崩れることが多いと言われています。
女性ホルモンと自律神経の両方を司っているのはどちらも【脳の視床下部】
ストレスリリースを行い、自律神経をととのえることが女性ホルモン分泌によい影響を与えます。
また、50歳前後の更年期は
卵巣の衰えにより指令にこたえられず女性ホルモン分泌が出ない状況ですが
こちらも自律神経をととのえることにより、もし更年期の症状があってもやわらげていくことが可能です。
自律神経をととのえるのにはいろいろな方法がありますが、素早く手軽な方法がアロマテラピー。
香りが視床下部に届くまでものの数秒ですので、一瞬で自律神経に働きかけることができるのです。
特に40代以降、女性ホルモンバランスにプラスの影響を与えてくれるのは
第一にダマスクローズ
第二にゼラニウム。
もちろん香りだけでなく、お肌にも効能をもたらします。
【ダマスクローズ】
「多幸感あふれる香り」と評されるダマスクローズ。
シトロネロール・ゲラニオール含有率が高く、イライラや緊張、落ち込みをやわらげ副交感神経優位に。
ストレスで女性ホルモン分泌の指令が機能しなくなることを予防してくれます。
収れん作用があるので、肌のひきしめによく、たるみのお悩みにもよく使われます。
プレ更年期、更年期世代のサポーターとなる精油です。
※過去記事「精油の女王ローズで、自愛を促そう」を読む
【ゼラニウム】
「バランスの精油」といえばゼラニウム。
ダマスクローズ同様、シトロネロール・ゲラニオール含有率がローズには及ばないが高く、自律神経のバランスをとる。
結果、ホルモンバランス・皮脂バランスも安定します。
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EVクリームウォームは両者の精油をバランスよく配合しているので
お顔や胸元、子宮周りやお尻など、ご自身を労わるようにぬってあげてくださいね。
最後に香りをくんくんとかぐこともお忘れなく^^
閉経後は食・成長ホルモン・保湿
ちなみに、女性ホルモンに守られなくなる閉経後は骨粗しょう症や萎縮性膣炎、高血圧などになりやすくなります。
お肌もいっそう乾燥しやすくなりますが
●女性ホルモンに類似した作用をもつフィトエストロゲンを含む食品やハーブを取り入れる
●ウォーキングやスクワットで太ももと鍛え成長ホルモン分泌を高める
●適切にスキンケアをする
等のセルフケアができますし
ホルモンの波に巻き込まれず心身は安定し、子育てや仕事もひと段落、好きなことに打ち込むこともしやすい年代。
楽しみたいものですね^^
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!
暖冬ですが、20日から大寒に入ります。暖かくしてお過ごしくださいませ^^