こんばんは、MANARIの溝渕です。
化粧水開発日記ですが、前回は「書いていきますね!」というところで終わっているので、今回は第1回め。
「開発をはじめるときにまず行うこと」
というテーマでお送りしたいと思います!
誰の何を解決するのか、思いを馳せる
※2019年、EVクリームを試作していた頃の写真(上)
新商品を開発するにあたっていろんなやり方があると思います。
コスメの場合、例えば
『流行の成分(今であればバクチオールなど)を入れて話題作りをする』
という場合も多いですし
最近ですと
『産地の特産物を入れて地方発コスメを謳う』
という場合もよくあります。
MANARIの場合は
『誰の何を解決するのか?』
思いを馳せるところからスタートします。
MANARIは我が子の肌あれをきっかけに生まれましたが、自分や自分の子だけの悩みであればものづくり・ブランドづくりには至っていませんでした。
(1)我が子の肌あれに悩んでいるママがたくさんいた
(2)子どもだけでなく、仕事や育児か家事に役割が多く何かと忙しい30~40代女性がいて、エイジングサインも気になるとともに、ストレス・ホルモンバランス等で乾燥や肌あれで困っていた
(3)薬はなるべく避け、自然のものでアプローチしたいと思っている方がいた
このような事実が重なり、MANARIが生まれました。
●年齢・性別問わず、肌あれに悩む方に向けて
●30代後半以降、エイジングケアをしたい方に向けて
「有効成分単体でなく、薬用植物丸ごと使って」
ものづくりををしていく。
それは、今、開発を進めている化粧水についても変わりません。
肌に必要なのものは「水分・油分・有効成分」
EVクリームは添加物を一切入れず、「油分と有効成分」でできています。
どうしても時間はない時などは、お風呂上がりなど水分がまだ肌にある状態ですぐにEVクリームをぬればこれひとつでも可能です。
ただしっかりと水分を角質層になじませてお肌をふっくらさせたあと、EVクリームをぬっていただく方が肌の潤いが保たれます。
実はお客さんとのやりとりの中で、季節問わず肌の水分不足になっている方が多いことがわかりました。
クレンジングや日焼け止めという要望も多っかたのですが
水分不足を解消していただくともっと肌の状態がよくなるため、今回、化粧水開発にいたりました。
EVクリームで補えない、肌の水分。
その水分をただ水で補うのでなく、淡い香りと肌への機能を持ち合わせた「芳香蒸留水と植物エキス」でを補っていただきたいと思っています。
今私の頭の中にぐるぐるあるのは下記の3つです。
(1)肌あれのためのクール、エイジングのケアのためのウォーム、それぞれ植物の力をうまくくみあわせどれだけ相乗効果をだせるか?
(2)肌へのやさしさと防腐力の適切なバランスはどこか?
(3)肌と環境にやさしい容器の最適解は?
(1)は作っては試しての繰り返し
(2)は製造メーカーと徹底して議論
(3)リサーチと容器メーカーとの議論
このような感じで進行中。また随時ご報告できればと思います^^
※ご注文が集中し、EVクリームクールは予約注文となっています。ご予約いただた分は、【2/26(月)より順次発送予定】です。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。