こんばんは、MANARIの溝渕です。
昨日、こんなメールをいただきました。
「初めて使わせていただきましたが、ノーマルタイプでも、とても効果を感じる商品でとても氣に入ってしまい定期購入前倒しを・・・
(ありがとうございます!ちょっと中略)
余談ですが、2ヶ月前ぐらいに足の指の間に水虫のようなものが発生しかゆくて困りびわの葉を試してみたところ
速攻に効き目があり、3日ぐらいで落ち着き、一週間経たないうちに完治していました。本当にびわの葉効果には、驚いています」
私も娘の湿疹肌にビワの葉エキスを希釈したローションを塗った時の効果に驚愕したので、すごくその気持ちがわかります。
折しも、本格的な夏前のこの時期は、ビワの葉に含まれる栄養成分がとても高い時期。
(花の段階で切り取り、実をつけていないビワの葉限定ですが)
MANARIのEVクリーム全てに入っているビワの葉エキスについて、改めてまとめたいと思います!
ビワの葉エキスは、出てきたものを抑えるのが得意
ビワの葉エキスの特徴を一言で言うと
「出てきたものを抑えるのが得意」
ということ。
メラニンであれ、湿疹であれ、ニキビであれ、肌からでてきたブツブツを引っ込ませる力があります。
ビワの葉は一時期、アミグダリンという成分ががん細胞を抑制すると話題になったことがあります。
でもスキンケアの場合の注目成分は「ウルソール酸」を筆頭とする他の成分。それらが
●アレルギー活性の要因となる「β-ヘキソミサニダーゼ」の放出抑制
●アクネ菌に対する抗菌活性
●メラニン合成阻害活性
●コラーゲンとヒアルロン酸の産生
を発揮することが研究で示されています。
MANARIで使っているビワの葉エキス
MANARIで使用しているビワの葉は長崎県の茂木(もぎ)ビワ。
茂木地区は海と山が隣接しており、茂木ビワは海からのミネラルと土からのミネラルの両方を吸収できるところがよさだと思います。
青々しく艶やかな葉を茂らすビワの木が至るところに自生しており、生命力を感じるのです。
MANARIがお願いしているビワの葉農園は、11月に花の収穫を行います。
これにより、通常であれば種や実にいく栄養成分を葉に集中させることができます。
梅雨明けの7月から本格的な葉の収穫がはじまるのですが、収穫後は下処理ををし、乾燥。
成分がよくでる状態になるようさらに加工し、長野県の工場へ送り、原料エキス化したのちEVクリームに配合されます。
EVクリームはビワの葉を主軸にしながら、他の植物の相乗効果を狙い
●肌あれ用(クール)
●エイジング用(ウォーム)
●底上げ(ベース)
と機能を持たせたもの。
今後の商品開発のひとつとして、クリームに1滴足したり、そのまま肌にぬることができる
「パワフルなビワの葉エッセンスづくり」
を模索しております。時間はかかるかもしれませんが、どうぞ楽しみにお待ちください!
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<あとがき>
「ラキャルプフェスで感じた、オーガニックコスメブランド新潮流」
先週末、72ブランドが集結するオーガニックビューティーの見本市「ラキャルプフェス」に見学に行ってまいりました。
実はMANARIも出展しようかとも思ったのですが、他の優先順位の高い業務があり、ひとまずは今後の参考として見学へ。
人はすごく多かったです!
オーガニックコスメの潮流を見てきて15年になりますが、最近また新潮流がでてきていると感じております。
ジュリークやヴェレダ、ロゴナ、メルヴィータというような海外オーガニックコスメが主流だった第1世代。
(少し経ってコスメキッチンや伊勢丹ビューティーアポかセリーが出てきたのもたしかこの頃)
続いてアムリターラやママバター、MIMCなど、国産オーガニックコスメがでてきた第2世代。
ここ数年は、地方創生文脈で語られる「社会派化粧品」ブランドや、サスティナブルコスメアワードを受賞したブランドなど
SDGs・クリーンビューティーをバックボーンとした第3世代と言えると思います。
MANARIも第3世代と思いますし、今なおその潮流が続いていると思いますが最近顕著なのは
●他業種から大資本をもとにコスメ分野に参入
(今回、糸井重里さんのほぼ日や、アパレル大手の株式会社JUNの最近デビューしたブランドなども出展されていました)
●芸能人が自ら会社を設立してOEM会社と組みブランド展開
という潮流です。
オーガニックコスメというニッチ(でも本当はめちゃくちゃ効果的)に、資本と知名度のあるブランドが参入することは
日本のオーガニックマーケットの拡大という意味で前向きなことだと思います。
このような中、MANARIのような個人の強い思いから始まった小さなブランドは
お客さんの声に耳をすまし、寄り添い、実質的に肌がよくなっていくものを開発・提案し続けることだろうと思ったのでした。
というのも、先のようなブランドは本業や数ある事業の中のひとつがコスメ事業のため
個々のお客さんに寄り添うことが難しいことも想像できるからです。
さらに小さな個人ブランドも年々増えているので玉石混交。お客さん側は迷うことが増えそうで、選び方等のさらなる情報発信も必要とも感じております。
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そんなことを考えながらも、お客さんとして参加するフェス。
おみやげをいただけるわ、新しいコスメを試せるわ、楽しいものでした(笑)
いつも接客する側なので、接客される側になるのも勉強になりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
梅雨の週末、楽しい気分でお過ごしくださいませ。