小麦で腸もれ・肌あれ・肌乾燥

小麦で腸もれ・肌あれ・肌乾燥

こんばんは、MANARIの溝渕です。

肌の弱い娘(小3)、最近は肌の調子がよかったので、あまり肌を気にすることもせずにいったら・・・

気がついた時には全身乾燥でザラザラになっておりました(泣)

ふりかえれば、この1週間、おやつにマフィンやクッキー、週末のランチにパンと小麦が続き大反省です。

マフィンやクッキー、パン

私もパンや洋菓子は大好きですが!

小麦は食べすぎると肌の乾燥や肌あれにつながることがあり

小麦アレルギーの方だけが注意しておけばいいというものではありません。

本日は小麦と肌あれ・肌の乾燥の関係性について。

<健康美肌>になるために、毎日の食事を組み立てる際の参考材料にしてくださいね!

 

肌と腸の共通点

肌と腸の共通点

<小麦と肌の関係性>を論じるには、<肌と腸の関係性>をまずお伝えする必要があります。

肌と腸の共通点、おわかりになりますでしょうか?

答えはどちらもバリア機能を持っていること。

腸は体の中にありますが、肌同様、絶えず外部からの侵入物(微生物や毒素など)に接しています。

<肌のバリア機能>は角質細胞・細胞間脂質・皮脂膜・皮膚常在菌で構成されますが

<腸のバリア機能>は上皮細胞・タイトジャンクション・粘液・腸内細菌で構成されます。

※タイトジャンクションは、細胞同士のすきまなくくっつけるタンパク質のこと

腸のバリア機能

※腸壁のイメージ図

(ピンクが上皮細胞で緑と青が腸内細菌)

腸壁のバリア機能があることで、異物を侵入させず、栄養素だけを吸収できるようになります。

 

腸のバリア機能の低下=リーキーガッド症候群は、肌あれにつながる

リーキーガッド症候群は肌あれにつながる

ただ、この腸壁バリア、何らかの理由でタイトジャンクションがゆるむことがあります。

これらは

リーキーガッド症候群

(腸もれ:leakyが漏れる、gutが腸

と呼ばれ

有害物質が血管内に入り込んで、血流で全身をめぐるため、肌あれの原因となります。

(実際には肌あれだけでなく、人によってさまざまな不調が引き起こされます。遅延型アレルギーが発症することも)

 

小麦グルテンは、リーキーガッド症候群の原因のひとつ

小麦グルテン

本当にやっかいな「腸もれ現象」

実は小麦に含まれるタンパク質「グルテン」のとりすぎも原因とされています。

(他には、医薬品・化学物質・ストレス・食の乱れによる腸内環境の悪化など)

 

パンが続くと肌も乾燥しやすい

さらにもうひとつ、<パン食>で気にしておきたいことがあります。

それはパンの水分量がごはんと比べて低いこと。

(ごはんに含まれる水分量は60%、パンは30%台が多い)

ごはんの水分量はパンの約2倍

主食としてパンが続くのに、他の食事や飲み物が変わらない場合

水分摂取量がたりず全身が乾燥していくため、乾燥する冬は特に注意が必要です。

 

肌の弱い方は「小麦は週末のお楽しみ程度に」

こういうわけで、肌の弱い方は

「パンや洋菓子は週末楽しむ程度に」

「パンを食べるときは具だくさんのスープとともに水分もとる」

「なるべくホストハーベスト農薬の心配のない国産小麦を選択」

※ポストハーベスト=「収穫後」。輸送の際にカビや害虫発生させないよう使われる農薬

など工夫するとよいかと思います。

私自身、肌の保湿と腸活はセットだとあらためて思いました。

今日から12月、外食が増えがちな月ですが、EVクリームでしっかり保湿をして、腸活も意識してお過ごしくださいね。

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