春のパーツ肌あれ、スキンケアNG行為

春のパーツ肌あれ、スキンケアNG行為

先週末久しぶりに店舗接客に入りました。

(ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました!!!)

接客に入ると、その時期特有の、共通する肌状態が見てとれます。

今回はスギ花粉の時期の終わりのタイミングで、急にあたかかくなってきたころ。

●あごだけ乾燥しかゆみがでている

●首周りに赤みがある

●ウエスト周りがかゆい

というように、『パーツ肌あれ』が起きている方が多かったです。

そこで本日は

『春のパーツ肌あれ、スキンケアで気をつけること』

をお送りいたします!

 

皮膚が薄くなりバリア機能が弱まっているところから、ブツブツがでる

皮膚が薄くなりバリア機能が弱まっているところから、ブツブツがでる

そもそも春は肌がゆらぎやすい時期。

冬に細胞内にためこまれた老廃物は、あたたかくなる春、細胞がゆるみ血液に流れこみます。

そのため、皮膚が薄くなっている部分があるとそこからプツプツと湿疹として老廃物が出やすくなります。

●マスクで擦れているお顔の一部

●花粉症で鼻を噛む際にあたる鼻まわり

●シャンプーやトリートメントのすすぎのこしがある首周り

●洗い物の刺激がある手

●ズボンやスカートで締め付けがおこるウエスト周り

人によって出る場所は違いますが

「摩擦や洗剤に含まれる界面活性剤により、肌が薄くなっている部分が老廃物の出口

となってしまい、肌があれます。

 

パーツ肌あれ時のNGスキンケア

パーツ肌あれ時のNGスキンケア

パーツ肌あれが出ている時は、スキンケアで肌が薄くなっている部分を保湿し、皮脂膜を補強する必要があります。

とはいえ、下記は避けた方がよい行為です。

(1)保湿をがんばろうとアイテムを重ね付けする

ブースター、化粧水、美容液、乳液、オイルというように重ね付けするほど、肌に触る回数が増え、摩擦が増えます

さらに肌に入る成分が増えるほど、肌への刺激が増えるため、注意が必要です。

追加したい場合は、肌が回復してからの重ね付けがおすすめです。

 

(2)アルコール(エタノール)入りのアイテムを多用する

普段は大丈夫な方でも、肌が敏感にはっている時にエタノールの多く含むアイテムを使うと、水分がもっていかれ、より乾燥を招き刺激になりえます。

使ってみて少しでもひりつく際はお休みしてみましょう。

 

スキンケアはシンプルに、かつ、肌のバリア機能を補強する

上記は愛用者のYさんのお声。

いつもは「水➕エタノール➕植物エキス」の化粧水とEVクリームを使われているそうですが

スギ花粉による「赤み・かゆみ・ひりつき」が出て、EVクリームクールだけのスキンケアに切り替えたとのこと。

結果、お肌が落ち着かれたそうです。

(よかった!)

パーツ肌荒れにおすすめは、断然EVクリームクール。

皮脂膜がわりになるようなオイルを厳選し、ひとつで大変高保湿ですし

プツプツや赤みに作用する精油や植物エキスを厳選しています。

お顔も含む全身にお使いいただければと思います!

 

Yさんはエタノール入りの化粧水でひりついたため、EVクリームクールだけで乗り切ったとのことですが

水分がほしい場合はラベンダー水やローズ水などの芳香蒸留水(水蒸気をあて抽出する、植物成分の入った水溶液)であれば

エタノールも入らず、植物のフローラルな香りを楽しめるのでよいと思います^^

(MANARIの化粧水に関しては、Coolライン、Warmライン絶賛開発中なのでお待ちください!)

 

【溝渕コメント】

「奈良で薬草関連めぐり」

奈良で薬草関連めぐり

大阪の帰りに、レンタカーを借り、宇陀市の日本最古の薬草園「森野旧薬園」と高取町の大和トウキ畑にお邪魔しました。

(左上)キハダ(生薬名オウバク)をお土産にもらいました。エキスを抽出して肌の実験します。

(左下)大和トウキ。茎が赤いのが特徴です

(右上)森野旧薬園にて

(右下)森野旧薬園の運営元、かの有名な森野葛本舗の吉野本葛で作られた葛ねり。おいしい!!!

詳細は機会があればまた別途書きたいと思いますが、奈良と薬(当時はすべて薬草)の関係の深いこと。

●聖徳太子と推古天皇が行なっていたという宮廷行事のひとつ薬狩り(薬草を摘む)

●日本最古の和漢薬である「陀羅尼助(だらにすけ)」

●江戸時代の全国に薬を届ける「大和売薬」の存在

商品開発において奈良県が注力している「トウキ、芍薬、キハダ」に関心があるのですが、奈良は景観も朴訥としていて本当に美しく好みすぎました。

日本と世界の薬草を一生かけて回っていこうと思う今日このごろです(笑)

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

季節の変わり目、心身をいたわっていきましょう。

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