肌あれのある方がはじめてEVクリームを購入される際
「ベースにしようか?、それともクールにしようか?」
と迷われる方が一定数いらっしゃいます。
そこで、改めて
「それぞれの共通点/違い」
「年齢や肌状況別のおすすめ」
をまとめたいと思います!
ぜひ、お買い物の際の参考にされてみてくださいね。
共通点は保湿力、どれも高保湿です
まず共通点ですが、EVクリームは3種とも【保湿力】は同等です。
(シアバターを中心に、ホホバオイル、マカデミアナッツオイル、ココナッツオイルなど、肌にぬっても酸化しにくく、肌なじみやすいオイルをブレンドしています。)
開発を行った私からはそう言えるのですが、実際にお使いになった方は「ウォームが最も高保湿」と言われることが多いです。
おそらくそれは、精油の種類が影響し、3種の中でウォームのテクスチャーが柔らかくなるため、保湿力が高いと感じられる方が多いのだと思います。
ただ、どれも界面活性剤を入れておらず、皮脂を奪われることはないので、高保湿であることには変わりませんので
保湿力で選ぶ必要はないということは頭に留めておいていただければと思います!
機能性はクールの方が上、ただし、ベースの方があう方もいる
薬ではないので、あくまでコスメの処方開発でねらえる範囲のゆるやかな機能ということになりますが、機能はクールの方が勝ります。
というのも、ベースは精油が入らず、ビワの葉エキスとカレンデュラエキスのみですが
クールはビワの葉エキス、アロエベラエキスに加え、鎮静作用のあるラベンダーや抗菌作用のあるティートリーといった精油が入ります。
植物療法の見地からは、クールの方が機能性が勝るということは言えます。
ですので肌あれがある方は
●乾燥だけならベース
●かきこわしやプツプツがある場合はクール
というふうに選んでみてください。
とはいえ、だからといって肌あれがある方が全員クールがいいかというとそういうわけではありません。
年齢や状況次第でおすすめが変わってきますので下記、参考にされてみてください↓
●大人の場合
慢性的なストレスによるコルチゾール、ホルモンバランスの乱れ、花粉や黄砂、食べ物や薬等の様々な影響で大人の肌あれがおこります。
大人の肌あれは気持ちの面も大きいことから、香り付きで機能性も上のクールが断然おすすめです。
ただし!
免疫抑制剤であるステロイドを長期使用されていてそれをやめたばかりの方は
自らの肌が皮脂を出す力がなく肌のバリア機能が弱りに弱っています。
市販の化粧品は何をぬっても刺激になるということでMANARIにいきつく方の場合、精油も刺激になることが考えられるので
まずはベースで肌のバリア機能を補強していただくのが無難です。
●子どもの場合
年齢別ですと、基本は下記でお考えください。
●3歳以下はベース
●4歳〜12歳はクールとベースの併用
●中学生以上は大人同様、お好みや肌状況にあわせて
精油の使用は4歳以上がのぞましいため、3歳以下は基本はベースをお使いください。
(かきこわしがひどい場合、とびひ予防等でレスキュークリームとして短期間使うなどはあり)
4歳児以上になるとクールもよいですが、子どもの香りのケアは大人ほど必要でないため
●乾燥の時はベース
●プツプツが出ている時はクール
というようにうまく使い分けるとよいかと思います。
ちなみにベースもクールにはかないませんが、ごくゆるやかな鎮静作用はあり、ベースで十分なお子様もいらっしゃいます。
お肌との相性もあるので、まずは2つを試し、こういう時はベース、こういう時はクールというように
ご自身なりのしっくりくる使い方を見つけていただくとよいと思います。
中学生以上になると、女の子は生理によるホルモンバランスの乱れもあるので
大人同様にお好みや肌の状況にあわせて使っていただくのがよいと思います。
もちろんどれを使うか迷った際は、LINEでのご相談も受けていますので、お声がけください^^